多頭飼いについて
基本的には血みどろの喧嘩をしなければほぼ問題なしです。
猫同士仲良くさせたいのは人間の都合です。
猫にも猫の気持ちがあるし、都合ってもんがあります。
夫婦でも、兄弟、親子でもずっとべったり一緒にいませんよね。
同じ家にいても、普段は別々に行動してますよね。
猫も一緒です。
猫はマイペースだから
飼い主があまり神経質にならず、そのうち仲良くなるかなって感じで深く考えない方がうまくいきます。
最初は隔離部屋を用意し、二匹目の猫さんが落ち着いてから日ごとに10分、30分と合わせる時間を延ばしていって下さい。
最初は『シャー』というかもしれませんがそのうちにおさまります。
仲良くできそうなら、解放していただいて構いませんが目は離さないで下さい。
仲が悪ければ、『別々の部屋で飼えばいいかなって』気持ちでやると、飼い主さんにもストレスがなくていいですよ。
ちなみにうちは、猫同士が一緒に寝るまで半年くらいかかりました。
半年、一年くらいかけてゆっくりやる気が前でやってみて下さい。
保護した猫が猫エイズ(FIV)や白血病の場合
先住猫さんに5種の白血病入りのワクチンを打って下さい。
猫エイズ(FIV)は血みどろの喧嘩をして感染る確率は50%くらいだといわれています。
でも、猫エイズは発症せずに寿命でなくなる猫も多い感染症です。
せっかく縁があって保護した猫なので、きちんと理解し大事にしてあげて下さい。
隔離も大事ですが、隔離することによりストレスで発症してしまうこともあります。
元々、猫には猫エイズ(FIV)・白血病以外にも腹膜炎など様々な病気があります。
しかし病気をきちんと理解し、接してあげることで寿命をまっとう出来ることの方が多いです。
看取るその日まで大事にしてあげて下さい。